特集 その先の沖縄へ 宮古島編
 
「初めて見るもの・・・」「たくさんあるね、この島には。」
 
〜 宮古の早朝 〜
目指すところ来間大橋、ホテルを出ると足早に歩き出す朝のウオーキングだ。どんどんどんどん歩いて 行くが辺りはサトウキビ畑が続く。やがて20分も歩くと、来間大橋の入り口だ。渡ってなにがあるかという と特に何かはないと思う。名前の通り、来間島への橋なのだ。

「でも、こんな橋を今までに見たことがあるかい」と聞かれれば、「それは初めて見るもの」と答える。 橋の中心まで歩くと見えたもの・・・・足元に広がるエメラルドグリーンの海にたくさんの珊瑚礁が映り込み、 真っ白な砂が前浜ビーチにまぶしく光り、海に浮かんだヨットの帆が穏やかな風になびく。
 
往復約1時間強はまずまずの運動だ。
 
〜 宮古の午前 〜
ホテルのフロント横には、どこにでもあるアクティビティデスクに行ってみる。海の中を覗いて見たくなり、 オプション会社の人に相談するとシュノーケリングのスポットまで運んでポイントを紹介してくれるという。 今日の参加者は子供2名の大人4名の計6名に先生兼運転手の担当者だ。ミニバンで揺られる こと約15分 インギャーという場所に到着した。なるほど、ここで皆が少し練習した後に、シュノーケ リングのポイントへ泳いで海中を散策する。これも特に変わったアクティビティではないと思う。
 
「でも、こんな海中を今までに見たことがあるかい」と聞かれれば、「それは初めて見るもの」と答える。 水中メガネで見えたもの・・・本土ではあまり見られなくなった珊瑚礁に群がるたくさんの生物たち。 中でも鮮やかなオレンジ色に白い縞模様をまとったクマノミがたくさんいる。イソギンチャクに隠れて 餌をさがしている姿はテレビか水族館で見た光景だ。他にも、ブルーや白などのカラフルな熱帯魚が たくさん住んでいた。
 
ダイビングを趣味や専門にしている人でもないわけで、珍しさに自然と感動がこみあげる
 
〜 宮古の午後 〜
日本列島からフィリピンに帰る途中、宮古島諸島で途中下車し休憩する渡り鳥がいるという。 サシバだ。サシバはワシタカ科の鳥でその風貌はまさにワシとタカが半々といった感じがする。 宮古から少し沖に見える伊良部島にこのサシバが飛来し、何万羽にもなる乱舞がこの島の PRにも使われている。 宮古の中心、平良港からフェリーに車をのせ進むこと約10分程度でこの伊良部島に到着だ。
島の道は単調で宮古島よりもわかりやすく、今時は例のサシバも見当たらない。

「でも、こんな島を今までに見たことがあるかい」と聞かれれば、「それは初めて見るもの」と答える。 港から丘にかけて沖縄でもなかなか珍しくなった古い民家立ち並び、洗濯物などが無造作に 干してあるのどかな風景。派手な水着で泳いでいる人もなく、まぶしいばかりの白砂ビーチが 続く「渡口の浜」、海に転がる無数の大岩が独特の風景をつくりだす「佐和田の浜」
   
宮古島は軽自動車で充分だ・・・こんな伊良部島にも渡りやすい
 
〜 宮古の夜 〜
食事時はちょっと飲むので自ら運転して出掛けるわけにはいかない。ホテルにはタクシーがいつも泊まっていてくれて便利だ。行き場所がロクに決まっておらず、運転手には情報誌に載っていた レストランを案内したが、到着したところ休業のようで閉店している。別の店は検討すらつけて いないため、何処かないかと運転手に相談したところ、私が通っている居酒屋でいいかと聞かれた。
途中、携帯電話で店に入れるか聞いてくれた様子だが、宮古弁は何一つ、英語よりもわからない。
店に到着すると俗に言う地元食堂が夜に赤ちょうちんを兼業しているような店だった。
「でも、こんな居酒屋を今までに見たことがあるかい」と聞かれれば、「それは初めて見るもの」と答える。
居酒屋であったこと・・・古いテーブル席に座り、食事もお酒もいい時間を迎えた頃。近所のテーブルに は日に焼けた酒に酔っている農家のおじさん風が4名。
そのうちの一人と目があうと、こちら宛に手招きをして確かに呼んでいた。
行って見ると「どこからきたんだ?宮古男児の飲み方を見せるので、よく見ていてくれ」と宮古弁で言った様子。グラスに泡盛を注ぎ、氷水の入った専用ポットで割った後、次々と回し飲みを始めた。
一人が一気にグラスを開けると次へと返杯し、それを繰り返し4人で回すと5人目の自分宛にグラスを差し出し、お前もやってみろというのだ・・・だが、これ・・・・意外と楽しい。
今食堂で会ったばかりの人達と全くわからない会話の中、延々と終わりのない不思議な光景。
でも、なんだか盛り上がる飲み会で宮古の夜に酔いしれる。
 
帰りを約束したタクシーの運転者が店内まで迎えに来たら、常連の知り合いのようだった。
 
 
 「初めて見るもの・・・・」         
          「たくさんあるね、この島には。」


 
   
○宮古島案内:http://www.miyakojima.ne.jp/ ○製作スタッフ  
○利用ホテル:宮古島東急リゾート Web Designe Toshiyuki Akuta
○利用ツアー:宮古島東急リゾートを利用した商品はこちら・・・ TourMaking Masahiro Karasawa
○参考文献:宮古島タウンガイド ※島にいけばもらえます Directed Terumasa Harada
  "The Three Man of PURE WORLD "