![格安国内旅行の専門店 [石川県/金沢・山代温泉]旅行・ツアー](images/kmqmain.gif) |
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| 金沢駅からバスに乗ること10分、バス停をおりてから細い路地裏の古い住宅街の間をぬけて、ひがし茶屋の街をめざして歩く。風通しのよさそうな昔ながらの家々と、近所の人達で他愛も無い会話をする光景は古きよき日本の光景を物語る。住宅街をぬけていくと格子の趣のある木造建築や町屋が立ち並び、ひがし茶屋がみえてくるのである。一本の大きな柳が周囲の住宅に垂れ下がり、一層和の風情を惹きたて凛とした強ささえも感じるこの街並は、金沢の人気の観光スポットである。今回は金沢のひがし茶屋街と、加賀温泉郷の山代温泉を中心にご紹介していきたい。 |
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| 藩政時代後期の文政3年(1820年)、加賀藩は点在するお茶屋を城下の西と東に集めて茶屋街がつくられ、この時東につくられたのがひがし茶屋街である。現在では茶屋の数は少なくなったが、茶屋独特の建物を生かしたカフェやショップが軒を連ねている。その中の一つに国の重要文化財にも指定されている「志摩」という建物がある。1820年から戦後まで長きにわたって営業していた茶屋であるが、現在は観覧処として内部を公開している。建物に入って急な階段があり、上がっていくとミシミシという音をたてて振り返ると少し怖いくらいの階段である。二階に上がると思っていたよりも天井が高い。お茶屋は2階を客間とし、押し入れや物入れ等は作らず、あくまでも遊興を主体とした粋な造りとなっている。窓から入ってくる太陽の光と、わずかな室内の明かりが紅色の壁と相まって、町家とはまた違う贅沢で独特な造りでとても興味をそそる。芸を披露する座敷や漆塗りの濃く色付けをほどこされた家具は、華やかなで当時の娯楽を楽しむ声が、きこえてきそうな明るい雰囲気がある。娯楽といってもここでいう遊びとは、琴、三弦をはじめ、和歌や俳諧に到るまで幅広い教養と技能が要求されたのだとか。毎年六月から九月までの夏の季節には、各部屋の襖や障子戸を簾戸に入れ替え、夏の風物詩として涼しげに室内を囲むのである。ひがし茶屋の街を簾戸から眺めるのはどこか風情があって、後世に残したい今では数少なくなった古きよき日本の光景である。 |
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金沢から特急で30分、加賀温泉駅に到着して、旅館は「吉田屋山王閣」へめざし送迎のバスにのる。この旅館は開湯1300年の歴史を誇る北陸の名湯山代温泉の中でも最大の源泉量を誇り、明治元年創業という歴史を持つ老舗旅館なのである。旅館の中に入って、まず目に入ってくるのが広々としたロビーとそれを囲むガラス窓から木漏れ日が差し込み、不思議と自然の中にいるようなそんな錯覚をおぼえるつくりになっているのである。広い館内にはいたるところに装飾の工夫がされていて、シンプルだけれども創造性をもたせる和心あふれる作品がいくつか展示されているのである。そんな作品を鑑賞して、「孔雀殿」というお部屋に案内してくれる。窓の外を眺めてみると高台にお部屋があるせいか、窓からは溢れるくらいの新緑の静寂な安らぎで、旅人をもてなしてくれる。窓からみえる加賀野の町を見渡し、自然のせせらぎに耳を傾けるその時間は、五感だけをはたらかせながら、心を休める至福のときなのである。
夕食時になると、お部屋に仲居さんがお食事を運んできて、一つ一つ今晩のお料理を説明してくれる。海の幸と山の幸が奏でる加賀料理に舌鼓をうちながら、何気ない会話を交わしながらその幸せをかみしめ、気がつくと窓からは月明かりがそっと差込み静かな夜が優しく迎えてくれるのである。
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掲載期間:2008年9月末出発まで |
掲載期間:2008年9月末出発まで |
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