格安国内旅行の専門店

 

 休日にもなると犬を連れて散歩をする人、近くの小川で遊ぶ子供達、ランニングをする人などが自然と集う公園がある。横浜駅から市営地下鉄で約30分、仲町台駅で下車した場所に立地する「せせらぎ公園」という名の緑豊かな公園である。周囲には小さいながらも個性豊かで、オーナーのこだわりを感じる小さなお店が軒を連ねている。ハワイ風の南国の楽園を思わせる店もあれば、アジアンテイストの雑貨屋や、フランス風のお洒落なお店などと様々、そこの一角に「パークサイドカフェ」というお店がある。屋号からも何となく連想できる通り、28席の開放感いっぱいのテラス席を持つカフェがある。木漏れ日を浴びながらランチを楽しんだり、散歩の途中にペット同伴でちょっとブレイクをしたりと、自由だからこそ贅沢な空間がここのカフェに存在している。

 
 最初に目に飛び込んでくるのは印象的なカフェの直線的でシャープな入り口である。片方は無機質なコンクリートの壁なのに対し、もう一方は緑いっぱいの木々が空間を覆っており、自然と人工的な建築物が共存している建物であることに不思議と心が躍る。その構造上の演出からだろうか、店内への扉を思わず空けてみたくなる冒険心が掻き立てられる様な感覚は、まさに設計・思案者の妙技で「天晴れ」の一言に尽きる。

 一方建物内部は、高さ6mのガラス張りの窓から差し込む陽の光と、壁面のコンクリートや木材を使用したフローリング、高い天井が見事な集大成を織り成し、来訪者を包み込んでくれる。大きな窓から差し込む太陽光は店内を明るく照らし出し、それは建物という枠組みを超え自然と共存しているような不思議かつ斬新な空間を創り出している。
 
 キッチンから漂ってくる料理のいい香りに食欲がそそられる。このキッチンで腕を振るうのはイタリアンの名店「サバティーニ」出身のシェフである。しかしイタリアンというジャンルだけではなく、旬の食材や名産などをよく吟味し、素材の本来の美味しさを引き出すことのできる調理法の追究を常にしており、常識にとらわれないスタイルと味、それにランチコースも1,500円前後からとリーズナブルなため、客層も若いカップルからファミリー、年配のご夫婦までと、老若男女問わず全て世代からの支持がある。

 このカフェ、実は建築家のオーナーが「大人が普通に楽しめる場所」をコンセプトにオープンした「THE TERRACE」という作品であるとか。「普通とはなんであろう・・・」日常生活に忙殺されている私達に忘れた何かを問いかけ、それを呼び戻してくれる場所でもあるのかもしれない。
 
 食事を終えるころには特別に贅沢なものを食べてなくとも、なぜか優雅な気持ちになれる。私たちの生きる上で欠くことのできない「食」の時間を、自然を愛でながら時間をかけてゆっくりいただく。丁寧に時間を過ごすことこそが、優雅で上質な時間であることを教えてくれる「パークサイドカフェ」は、自然の中で過ごすヒーリング効果を物事の本質的な意味を見つめなおすきっかけを与えてくれるのかもしれない。
 
 

掲載期間:2008年3月30日出発まで
 



 

 
Licensed Travel Agent No.635
Copyright (C) 2007 World Travel Service Co,. ltd. All Right Reserved