横浜の桜木町の駅を降りてランドマークタワーに向かって歩いていくと、すぐに右手に日本丸の姿が見えてくる。帆船独特の穏やかで優美な姿は「みなとみらい」におけるアクセントとして、横浜の風景に欠かせないものとなっている。昭和59年に運輸省航海訓練所の練習船としての使命を終えた日本丸は、横浜市に譲渡され船籍地を「横浜」に変更し、1985年より石造りのドックの中に水をはった状態で一般公開され、横浜の観光スポットとして親しまれている。今回は日本丸の中を見学しながら、当時の厳しい船上での生活、生き抜くための様々な工夫をご紹介していきたい。