格安国内旅行の専門店

 
 
 
 福岡(天神)駅から特急で約50分、西鉄の柳川駅を下車すると柳川城の掘割が網の目のように走る町にぶつかる。ここ柳川は確かな歴史と文化が今もなお息づく古い街である。意外なことにかつては水に恵まれない低湿地であったが約1200年前、水田のための水路が多く作られ、その後江戸時代に水路を本格的に修復し今のような掘割を創り出したといわれている。今回は柳川観光名物 「どんこ舟」による「川下り」についてご紹介していきたい。
 
 柳川の町を歩いていると、意気のよい船頭さんの歌声や人々の話し声が時折聞こえてくる。それらを聞き入りながらゆっくりと川下りを堪能している観光客の和らいだ表情、賑やかな笑い声が静かな水郷の街にこだましている。どこか懐かしく古めかしい景色ではあるが、変わりゆく時代の中で、変わらないものの凛とした強さを感じることができる光景である。
 
 乗船場に行くと、100円で檜笠のレンタルができる。夏の川下りには日焼け防止用に檜笠を借り、笠を深々とかぶってみるのも趣があってよい。
実際に乗船してみると川岸を歩くのとは視点が異なり、全く違う景色が目の前に広がるので新鮮である。船頭さんが舟を漕ぐ"チャポン"という音が静かなお堀に響き、舟はゆっくりと動きだす。ちょうど人が歩くスピードと同じくらいの速度で舟が進むので、辺りの景色をゆっくり堪能するのに適しているのが嬉しい。石垣からしなだれかかる古緑と、所々に咲いている花々が水面に映る長閑な光景を眺めていると心が和み、時折川の反対側をすれ違う舟に手を振ったりなど、不思議と解放的な気分になる。また、ぶつかりそうなくらい狭い水門を、いとも簡単にどんこ舟で操り抜けていく船頭さんの名人芸が見られるのも、この川下りの楽しみのひとつである。
 

 船頭さんは竹竿1本で舟を操りながら、色々な楽しい話をきかせてくれる。昔はこの川で魚をとったり洗濯をしたり遊んだりもできたため、水面まで降りる階段が今でも残っている。しかし戦後あたりからは周囲の近代化も伴い、住宅が増え汚染されていったそうである。それでもこうして歴史や文化などを冗談も交えながら語ってくれる船頭さんはとても親しみやすく、観光客をもてなしてくれる貴重な存在である。また川下りの間は周囲の住民の協力もあって洗濯物を干さないようにしているのだとか・・・この風情あふれる街並みをこよなく愛する地元に人々によって守られていることがわかる。

 ここ柳川は、北原白秋のゆかりの地としても知られており、かつて白秋は「柳河は廃市(はいし)である」と歌っている。掘割が縦横に通じ白壁や蔵が残る柳川は、時が止まったような風情や情景が残る町ということを意味する。昔にタイムスリップしたような景色を眺めていると、忘れかけていた古き良き日本の生活の様子を思い出し、懐かしい気持ちになる。また、川下りのあとは柳川名物の「うなぎのせいろ蒸し」を堪能するのもお勧めである。柳川の美しさはもちろん、船頭さんや地元の人々のあたたかい表情は、今日もまた来訪者たちをやさしく迎えてくれることであろう。

※久留米からは約35分。

 
 
 
   

掲載期間:2007年9月末出発まで

掲載期間:2007年9月末出発まで
 

株式会社ワールドトラベルサービスのホームページTOP 格安国内旅行の専門店 ピュアワールドのホームページTOP 格安海外旅行の専門店 ワールドツアーのホームページTOP ハワイの専門店 ビッグ楽園のホームページTOP


 

 
Licensed Travel Agent No.635
Copyright (C) 2007 World Travel Service Co,. ltd. All Right Reserved