ホテルの裏側は急な坂道になっており、そこを上っていくとグラバー園へぶつかる。坂の途中にある、清風堂には「チーズカステラ」というちょっと変わったカステラが名物だとか。中はチーズケーキのようなしっとりとした味わいであるのだが、最後にはちゃんとカステラの粗目の歯ごたえを感じ、まろやかでふんわりとした味わいがとてもおいしい。意気のよい店員さんの「カステラ食べていって」の声に誘われるがままにふらりと店へ入ってみるのも悪くはない。 店を出て歩いてすぐに「グラバー園」の入り口にぶつかった。園内は入口の雰囲気からは想像できないほどエスカレーターや動く歩道などの近代的な設備が配置されている。敷地はとても広く、坂も多いのだが長崎の特徴を凝縮しているので意外とありがたい。また高台にある「旧三菱第2ドックハウス」からの眺めは絶景、長崎港を一望することができる。洋館の建物に囲まれながら港を一望すると、鎖国時代の賑わいが想像でき、その絶景が後押しするようにちょっと優雅な気分にさせてくれる。