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| 東京の繁華街といえば渋谷。地方からはじめて上京した時、あまりの人の多さに圧倒されてしまったという方も多いのではないだろうか。デパートが立ち並び、ショッピングや映画館、おいしいお店も沢山ある。しかしその歴史はあまり知られていない。「名前は聞いたことあるけど、その歴史は・・・」という方も多いはず。今回は敢えて渋谷の馴染み深いスポットを歴史的観点から紹介したい。 |
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人混みで待ち合わせをするのはなかなか大変であるが、渋谷の駅近くには、いくつかの待ち合わせの名所と言われるところがある。
<忠犬ハチ公>
1つ目のスポットお馴染み「ハチ公」。この犬は秋田県大館市出身で、主人が亡くなった後も駅前で帰りを待ち続けた「忠犬」として有名になった。この銅像が建てられたのは1934年と、今から70年も前のこと。ハチの銅像は第二次世界大戦中に金属資源不足により供出され、現在のものは1948年8月に再建されたものである。 |
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<青ガエル>
2つ目のスポットは、昨年デビューしたハチ公像の前にある列車のモニュメントである。これは正しくは「青ガエル」という名称で、東急が、昭和29年に東横線にデビューさせた5000系。戦後の東急のアイコンであり、シンボルである電車がモニュメントとして復元されているのである。車内は座席もあり座って休むこともできる。ちなみに「青ガエル」は、現在は、東急からはすべて引退してしまったが、全国の民鉄でその後も長く活躍を続け、長野電鉄や岳南鉄道の「赤ガエル」、熊本鉄道の「青ガエル」が残り、現在走っているのは、その熊本に在籍する2両のみである。 |
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<モヤイ像>
3つ目のスポットはハチ公から東急東横店をはさんで反対側の「モヤイ像」。これは、1980年に、新島の東京都移管100年を記念して、新島から渋谷区へ寄贈されたもの。もともとモヤイ像は伊豆諸島新島村の名物の石像であり、イースター島のモアイをモデルにしたものである。新島には「抗火石(コーガ石)」という珍しい石が産出し、この石の特長は、軽く、また彫刻刀等で容易に加工できるという性質を持つ。この石を材料として作られたオブジェが「モヤイ像」であり、モヤイとは新島の言葉で「力を合わせる」「助け合う」などの意味を持っている。 |
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一方、渋谷の東口より宮益坂を上っていく途中になにやら石段が見える。ここな「宮益御嶽神社」である。この神社の狛犬は全国的にも大変珍しい日本狼石像で、江戸時代の1673年〜1681年の作品だといわれている。原形は、太平洋戦争以前から損傷が甚だしいため、社務所内に安置してあるが、社殿前の日本狼像狛犬は、ブロンズ製で、原形をモデルにしたものである。
神社を通りすぎ、さらに宮益坂を上ると青山通りにぶつかる。青山通りを左に少し進むと大きい木の形をしたオブジェが目に飛び込んでくる。ここは「こどもの城」と呼ばれ、1979年の国際児童年を記念して、厚生省(当時)によって構想、建設された大型の総合児童センターである。このオブジェは、岡本太郎作「こどもの樹」であり、遊びに来る子供たちを迎えている。子供の年齢にあわせてアレンジされたさまざまな遊びのプログラムを開催し、人形劇、コンサート、ゲームなども楽しむことができ、子供たちの憩いの場となっている。
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掲載期間:2007年4月11日出発まで
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