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福岡県/大宰府天満宮 旅行特集
 
 
 
福岡県/大宰府天満宮 旅行特集  出張先などでも馴染み深い福岡。その中心地から電車で30分ほど移動すると、学問の神様として名高い神社にたどり着く。今回は、いよいよ受験シーズンも本格化するこの季節、漢詩や和歌、書などの学問に秀でた平安前期の学者、菅原道真公が祀られている「太宰府天満宮」について紹介したい。菅原道真公は、903年、この大宰府の地で亡くなり、没後は学問の神様として信仰を集めるようになり、太宰府天満宮は菅公の御墓所に建立されている。
 

 福岡の中心地から電車で揺られること30分、太宰府駅に到着する。太宰府駅の看板は梅の枝が描かれていて、梅とゆかり深いところであることが伺える。
天満宮までの参道には、たくさんのお店が軒を連ね、名物の「梅ヶ枝餅」を求めて観光客の行列ができている店舗もあった。このお餅は一見おまんじゅうのように見えるほど皮は薄く、中の餡子が透けて見えるのが特徴だが、食べると皮が存在をちゃんと主張し、実に噛み応えがある。ちなみに梅の味は全くしない。お店によって皮の厚みや餡子の舌ざわりなど微妙に異なるそうなので、食べ比べをしてみるのもいいかもしれない。
聞くところによると、このお餅は菅原道真公が榎寺で不遇な生活を送っていた時、浄明尼という老婆が道真公の境遇に同情し、この餅に梅の枝を添えて送り慰めたことから、「梅ヶ枝餅」といわれるようになったとか・・・。
それ以来この餅に公の霊が通じたか、梅ヶ枝餅を食べると病魔を防ぐのに特効があるといわれるようになり、観光客の人気を集めている。

福岡県/大宰府天満宮 旅行特集
 
 
福岡県/大宰府天満宮 旅行特集  参道を通って天満宮の中に入るとまず太鼓橋を渡る。心字池にかかる三つの橋は手前から過去・現在・未来を表わし、三世一念という仏教思想を残している。橋の下に澄みわたる池は漢字の心という字を形どり、池の中で優雅に泳ぐ鯉たちは訪れる人々を楽しませている。緑と池に囲まれた中にある三つの赤い橋、周囲との対象的な色合いがなんとも印象的である。
 
 御墓所の上に造営された太宰府天満宮には、「飛梅伝説」という、道真公にちなんだ伝説がある。
大宰府に左遷されることとなった道真公が、愛する妻子との別れを梅の花に想いを籠め「東風吹かば においおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ」と詠むと、その梅が道真公を慕い、一夜のうちに京よりはるばる大宰府まで飛んで行ったという話しである。
その「飛梅」呼ばれる梅の木は、今でも本殿の右側にあり、新春になると一番最初に花をつける。今でも、道真公が妻子を思う気持ちが東風にのって太宰府まで届き、花を咲かせているのだろう。

1月の下旬からは他の約6,000本もの梅が花を咲かせる。受験シーズンのこの季節のみならず、春先にも足を運んでみるとまた一味違った光景を、道真公の想いを目にする事ができるのではないだろうか。
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